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HTML エディタを使用する
HTML エディタを使用する

Microsoft Office SharePoint Server 2007 の HTML エディタ機能は多機能のリッチ テキスト エディタです。[HTML エディタ] ツールバーのメニューを使用して、テキストやコンテンツ要素に書式を適用できます。ツールバーのボタンを使用して、表やリストなどの要素を挿入できます。コンテンツの検索やコンテンツのスペル チェックも、すべてツールバーを使用して実行できます。これらのすべての機能には、キーボードを使用してアクセスすることもできます。

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テキストを挿入および編集する

HTML エディタは、インラインで表示されることも、Web ページ ダイアログ ボックスとして新しいウィンドウに表示されることもあります。HTML エディタ ウィンドウには、他のテキスト エディタと同様に直接入力することができます。入力したテキストは、発行後のページに表示されるのと同じように HTML エディタに表示されます。HTML エディタがインラインで表示されているときは、一部の機能が使用できなくなります。

コピーして貼り付ける

テキストのコピーと貼り付けは、その他のリッチ テキスト エディタと同様に動作します。ただし、HTML エディタには貼り付けのオプションがあります。

クリップボードから書式付きテキストを貼り付けると、[貼り付けのオプション] メニューが表示されます。[貼り付けのオプション] メニューには次のオプションがあります。

  • [インライン スタイルの削除]   貼り付けられたテキストからすべてのインライン スタイルを削除します。インライン スタイルに属さない書式はそのままの状態で残ります。
  • [テキストのみ保持]   貼り付けられたテキストからすべてのインライン スタイルと書式を削除します。
  • [インライン スタイルを保持]   貼り付けられたテキストのすべてのインライン スタイルと書式をそのまま保持します。

コンテンツ内のテキストを検索する

ボタン イメージ (検索) をクリックしてコンテンツ内のテキストを検索できます。[検索] をクリックすると、[検索] ボックスが [次を検索] ボタンと共に表示されます。[検索] ボックスに検索するテキストを入力し、[次を検索] をクリックします。[検索] ボックスに入力したテキストが編集中のコンテンツ内にある場合、そのテキストの最初に出現する箇所がコンテンツ内で強調表示されます。次の該当テキストを検索するには、もう一度 [次を検索] をクリックします。

 メモ    [検索] ボックスの外にカーソルを移動し、[次を検索] をクリックすると、検索コマンドにより、カーソルのある位置からコンテンツの検索が開始されます。コンテンツの最後まで検索が終了すると、検索は繰り返されません。コンテンツをすべて検索したことを確認するには、[検索] ボックス内にカーソルを置いたまま [次を検索] をクリックします。

 メモ    HTML エディタがインラインで表示されているときは、検索機能を使用できません。

テキストのスペルをチェックする

ツールバーの ボタン イメージ (スペル チェック) をクリックしてテキストのスペルをチェックできます。[スペル チェック] をクリックすると新しいウィンドウが開き、スペル ミスの可能性のある箇所が修正候補と共に表示されます。

ショートカット キーの使用  スペル チェックを実行するには F7 キーを押します。

 メモ    HTML エディタがインラインで表示されているときは、スペル チェック機能を使用できません。

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テキストまたは HTML 要素を選択して書式またはユーザー設定のスタイルを適用する

ページ コンテンツのテキストの外観を変更する場合は、書式とスタイルを使用します。

スタイルは定義済みの書式オプションの組み合わせで、1 つの書式オプションのように適用できます。たとえば、定義済みの "記事タイトル" というスタイルがあり、太字、14 ポイントのフォント、Arial フォント ファミリ、栗色のフォントの色が指定されているとします。"記事タイトル" を適用すると、スタイルの個々の書式オプションが選択対象に適用されます。

コンテンツを選択する方法には、手動でコンテンツを選択する方法と、HTML 要素とそれらの要素が含まれるコンテンツを選択する方法の 2 種類があります。

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マウスまたはキーボードを使用してテキストを選択する

マウスまたはキーボードを使用してテキストのブロックを選択できます。

マウスを使用してテキストのブロックを選択するには、次のいずれかを実行します。

  • テキストを選択するには、マウス ポインタをドラッグします。
  • 単語を選択するには、テキストをダブルクリックします。段落、リスト項目、または表のセルを選択するには、テキストをトリプルクリックします。

キーボードを使用してテキストのブロックを選択するには、Shift キーを押しながら キーまたは キーを押し、一度に 1 文字ずつ選択範囲を調整します。 または、Shift キーを押しながら キーまたは キーを押し、一度に 1 行ずつ選択範囲を調整します。Ctrl + Shift キーを押しながら キーまたは キーを押し、一度に 1 単語ずつ選択することもできます。

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[選択] メニューを使用して HTML 要素を選択する

HTML 要素に含まれるすべてのテキストを選択するには、ツールバーの [選択] メニューを使用します。

[選択] メニューは状況依存のメニューであり、選択オプションはカーソルが置かれている要素によって変わります。たとえば、カーソルがリスト項目上にある状態で [選択] メニューをクリックすると、[選択] メニューには次のオプションが表示されます。

  • [Select the formatted content (just the text in the current item).]
  • [Select the formatting block (the text and the DIV element that contains the text).]
  • [Select the list item (the list item element, including the text and the formatting block that the item contains).]
  • [Select the list (all the list items in the current list, including their text and formatting blocks).]
  • [Select all content (all of the content that is contained in the current HTML Editor window).]

  1. ページ コンテンツを HTML エディタで開き、選択する HTML 要素のテキストにカーソルを置いて、ツールバーの [選択] をクリックします。
  2. 選択する範囲に最も合う [選択] メニュー項目をクリックします。たとえば、カーソルが箇条書き項目のテキストにあり箇条書き全体を選択する場合は、[箇条書き] をクリックします。

[選択] メニューを使用して、エディタ ウィンドウ内で強調表示されているテキストだけでなく、特定の HTML 要素に書式またはスタイルが確実に適用されるようにします。これによりスタイルと書式の一貫性が維持されます。

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[スタイル] メニューを使用してスタイルを適用する

マウスおよびキーボードを使用してテキストを選択しても、[選択] メニューを使用して要素を選択しても、[スタイル] メニューを使用して、編集しているサイトで定義済みのスタイルを適用できます。こうしたスタイルのいくつかは Office SharePoint Server 2007 の一部としてインストールされています。[スタイル] メニューを使用してアクセスできるユーザー設定のスタイルを、サイトの管理者またはページ レイアウトのデザイナが定義することもできます。

[スタイル] メニューは状況依存のメニューです。表示されるスタイルはスタイルを適用する選択対象によって変わります。

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ツールバーのボタンを使用して書式を適用する

ツールバーのボタンを使用して選択対象に書式を適用できます。これらのコマンドにはマウスまたはショートカット キーを使用してアクセスできます。

書式を適用する場合、既に選択対象に適用されている他の書式と矛盾しない限り、その書式は他の書式に追加されます。2 つの書式が矛盾する場合、たとえば、異なるフォントの色を指定している場合は、2 番目の書式が選択対象に適用されます。

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表やその他の HTML 要素を挿入および編集する

ツールバーのボタンを使用して表、リスト、ハイパーリンク、イメージ、再利用可能なコンテンツを挿入できます。

再利用可能なコンテンツには、ページ コンテンツに挿入できるテキストのブロックや HTML 要素が含まれます。HTML エディタを使用して再利用可能なコンテンツのコンテンツまたは構造を変更することはできません。HTML エディタを使用すると、再利用可能なコンテンツにスタイルや書式を適用できます。

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表を挿入および編集する

ツールバーの ボタン イメージ (表の挿入) をクリックして表を挿入できます。[表の挿入] をクリックすると新しいウィンドウが開き、次に示す表のプロパティを選択できます。

  • [サイズ] プロパティ
    • []   このプロパティを使用して行数を選択します。
    • []   このプロパティを使用して列数を選択します。
    • [ディメンションを指定する]   このチェック ボックスをオンにして、[] ボックスと [高さ] ボックスで表の幅と高さを変更します。表のディメンションをサーバーで管理する場合は、このチェック ボックスをオフにします。
    • [] および [高さ]   [ディメンションを指定する] チェック ボックスをオンにすると [] プロパティおよび [高さ] プロパティを選択して表のディメンションを制御できます。[] または [高さ] ボックスに数字を入力し、矢印をクリックして [ピクセル] または [パーセント] をクリックします。たとえば、表をページの半分の幅に指定するには、[] ボックスに「50」と入力し、リストの [パーセント] をクリックします。
  • [形式] プロパティ
    • [定義済みの表形式を使用する]   このチェック ボックスをオンにしてドロップダウン リストから表形式を選択します。Office SharePoint Server 2007 には定義済みの表形式が複数用意されているほか、サイト管理者がユーザー設定の表形式を作成してリストに追加することもできます。

      リストから表形式を選択すると、その形式のプレビューが [プレビュー] ボックスに表示されます。

      [定義済みの表形式を使用する] チェック ボックスをオフにすると、[形式] セクションのオプションが無効になります。表にはいずれの形式も適用されません。

    • [書式を設定する対象]   各定義済みの表形式には、見出し行、最後の行、最初の列、最後の列に適用する書式を含むことができます。これら 4 種類の行と列のオプションを使用して、行または列に特定の書式を適用するかどうかを指定します。たとえば、定義済みの表形式で指定されている書式を見出し行に設定しないように指定するには、[見出し行] チェック ボックスをオフにします。

       メモ    これらのオプションは [定義済みの表形式を使用する] チェック ボックスがオンになっている場合にのみ使用できます。

表を編集して、表のサイズ、書式、その他のプロパティを変更することもできます。表を編集する最もよい方法は [セルのメニュー] を使用する方法です。[セルのメニュー] を開くには、編集している表のセルの右端にある矢印をクリックします。

[セルのメニュー] には次のコマンドがあります。

  • [上に行を挿入]   編集しているセルのすぐ上に行を挿入します。
  • [下に行を挿入]   編集しているセルのすぐ下に行を挿入します。
  • [左に列を挿入]   編集しているセルのすぐ左に列を挿入します。
  • [右に列を挿入]   編集しているセルのすぐ右に列を挿入します。
  • [行の削除]   編集しているセルを含む行を削除します。
  • [列の削除]   編集しているセルを含む列を削除します。
  • [セルの結合]   編集しているセルとその右側のセルまたは左側のセル (右から左の言語の場合) を結合します。
  • [セルの分割]   編集しているセルを分割し、分割後の最も左にあるセルにカーソルを移動します。
  • [高さと幅]   編集しているセルを含む行と列の行の高さと列の幅を変更するためのダイアログ ボックスを開きます。
  • [表の編集]   編集しているセルを含む表のいずれかのプロパティを変更するためのダイアログ ボックスを開きます。

ツールバーのボタンを使用して [セルのメニュー] のすべての操作を実行することもできます。

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リストを挿入する

ツールバーの ボタン イメージ (段落番号) または ボタン イメージ (箇条書き) をクリックしてリストを挿入できます。

ショートカット キーの使用  段落番号を挿入するには、Ctrl + Shift + E キーを押します。箇条書きを挿入するには、Ctrl + Shift + L キーを押します。

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ハイパーリンクを挿入する

ツールバーの ボタン イメージ (ハイパーリンクの挿入) をクリックしてハイパーリンクを挿入できます。

ショートカット キーの使用  ハイパーリンクを挿入するには Ctrl + K キーを押します。

ハイパーリンクを挿入すると [ハイパーリンクのプロパティの編集] Web ページ ダイアログ ボックスが開きます。

  • [選択した URL] ボックスで URL を入力するか、[参照] をクリックしてサイト内のアイテムまたはドキュメントを参照します。
  • [新しいウィンドウでリンクを開く] チェック ボックスをオンにし、新しいウィンドウでハイパーリンクを開きます。このチェック ボックスがオフになっている場合、ハイパーリンクは同じウィンドウで開かれます。
  • [アイコンと共にリンクを表示する] チェック ボックスをオンにすると、ハイパーリンク テキストの前にアイコンが表示されます。これは、リンクの先頭にイメージ タグ (<IMG>) を追加することによって行われます。既定では、表示されるアイコンにはハイパーリンクが示しているドキュメントの種類が反映されますが、イメージ タグのソース属性 (<IMG src=>) を編集することによって、表示されるイメージを後で変更できます。[アイコンと共にリンクを表示する] チェック ボックスがオフになっている場合、ハイパーリンクはハイパーリンク テキストとして表示されます。
  • マウス ポインタをハイパーリンク上に置いたときに表示されるテキストを [ヒント] ボックスに入力できます。このテキストはハイパーリンクのアンカー タグのタイトル属性 (<A title=>) として保存されます。
  • [ブックマーク] セクションの [名前] ボックスにハイパーリンクの名前を入力できます。この名前はハイパーリンクのアンカー タグの ID 属性 (<A id=>) として保存されます。これを使用して、他のページまたは同じページの他の場所からリンクするページにブックマークを作成できます。

同じツールバーのボタンを使用するか、編集するハイパーリンクを選択して Ctrl + K キーを押して、既存のハイパーリンクを編集できます。

ハイパーリンクを削除する

ハイパーリンクを削除するには、次の操作を行います。

  1. [選択] メニューを使用して削除するリンクを選択します。
  2. 次のいずれかの操作を行います。
    • Del キーまたは BackSpace キーを押します。
    • ツールバーの ハイパーリンクの削除ボタン ([ハイパーリンクの削除]) ボタンをクリックします。

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イメージを挿入する

ツールバーの ボタン イメージ (イメージの挿入) をクリックしてイメージを挿入できます。

ショートカット キーの使用  イメージを挿入するには、Ctrl + Shift + G キーを押します。

[イメージの挿入] をクリックするか Ctrl + Shift + G キーを押すと、[イメージ プロパティの編集] Web ページ ダイアログ ボックスが開きます。

  • [参照] をクリックして利用可能なイメージを参照します。[参照] をクリックすると、[イメージの選択] Web ページ ダイアログ ボックスが開き、編集しているページ コンテンツを含むサイトの発行イメージ ライブラリに保存されているイメージが表示されます。イメージの 1 つをクリックし、[OK] をクリックしてそのイメージを挿入します。
  • [代替テキスト] ボックスにイメージの代替テキストを入力できます。代替テキストは、サイトの利用者の Web ブラウザでイメージが表示できない場合に、イメージを表示する代わりにスクリーン リーダーに読み込まれ、ブラウザに表示されます。
  • [レイアウト] セクションのオプションを選択し、イメージの配置、枠線の太さ、および間隔を指定します。
  • [サイズ] セクションのオプションを選択し、イメージのサイズを指定します。イメージが既定のサイズで表示されるように指定することも、表示サイズをピクセル単位で選択することもできます。表示サイズを指定すると、イメージの高さと幅の両方を選択することも、縦横比を維持 (高さと幅の比率を保持) するように指定することもできます。
  • イメージ プロパティの編集が終了したら [OK] をクリックします。

同じツールバーのボタンを使用するか、編集するイメージを選択して Ctrl + Shift + G キーを押し、既存のイメージを編集できます。

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再利用可能なコンテンツを挿入する

ツールバーの ボタン イメージ (再利用可能なコンテンツの挿入) をクリックして再利用可能なコンテンツを挿入できます。

再利用可能なコンテンツを挿入した後に、ページ上のコンテンツの位置やサイズを変更したり、スタイルと書式のオプションを適用したりできます。

再利用可能なコンテンツの位置やサイズを変更するには、コンテンツをクリックし、その枠を使用して位置やサイズを調整します。

スタイルと書式のオプションを適用するには、再利用可能なコンテンツをクリックし、[選択] メニューをクリックし、次に [箇条書き] をクリックします。[スタイル] メニューを使用してスタイルを適用したり、ツールバーのボタンまたはショートカット キーを使用して書式オプションを適用したりできます。

再利用可能なコンテンツの詳細については、「再利用可能なコンテンツを使用する」を参照してください。

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HTML ソース編集モードを使用する

ツールバーの [HTML ソースの編集] をクリックして、テキストの編集から HTML ソースの編集にいつでも切り替えることができます。HTML ソース編集モードは、コンテンツ内の HTML 要素の属性を変更するのに便利です。

HTML ソース編集モードにすると、HTML エディタ ウィンドウにコンテンツが HTML で表示され、ほとんどのツールバーのボタンが無効になります。標準の HTML タグと構文を使用して HTML ソースを編集できます。HTML エディタは HTML バージョン 4.01 の Transitional をサポートしています。

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