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Excel Services でデータのアウトラインを作成する
Excel Services でデータのアウトラインを作成する

データのリストをグループ化して取りまとめるには、各グループを 1 レベルとして、最大 8 段階のレベルのアウトラインを作成できます。下位レベルには、それぞれ 1 つ上位のレベルに関する詳細データが表示され、アウトライン記号の数字は、下位レベルほど大きくなります。アウトラインを使用すると、集計行や集計列の表示および各グループの詳細データの参照をすばやく行うことができます。次の例に示すように、行のアウトライン、列のアウトライン、または行と列の両方のアウトラインを作成できます。


アウトラインのリスト

地域と月を単位としてアウトラインを作成し、いくつかの集計行と詳細行を表示した、売上高データの行

コールアウト 1  レベルに対応する行を表示するには、適切な 123 (アウトライン記号) をクリックします。

コールアウト 2  レベル 1 には、すべての詳細行の売上高の合計が含まれます。

コールアウト 3  レベル 2 には、各地域の各月の売上高の合計が含まれます。

コールアウト 4  レベル 3 には、詳細行が含まれます (図では詳細行 11 ~ 13 のみ表示)。

コールアウト 5  アウトラインのデータを展開または折りたたむには、[+] アイコン および [-] アイコン (アウトライン記号) をクリックします。


アウトラインの詳細データの表示と非表示を切り替える

 メモ    123[+] アイコン、および [-] アイコン (アウトライン記号) が表示されない場合は、Excel Services への保存前にブックでアウトラインが作成されなかったか、"フィルタ" カスタム プロパティが無効になっています。詳細については、「Excel Web Access Web パーツのカスタム プロパティ」を参照してください。

  • 次の操作のいずれか、または複数の操作を行います。

    グループの詳細データを表示または非表示にする  

    • グループ内の詳細データを表示するには、グループの [+] アイコン をクリックします。
    • グループ内の詳細データを表示しないようにするには、グループの [-] アイコン をクリックします。

    アウトライン全体の特定のレベルを表示または非表示にする  

    • 表示するレベルの 123 (アウトライン記号) をクリックします。クリックした記号よりも下位レベルの詳細データは表示されなくなります。

      たとえば、アウトラインに 4 つのレベルがある場合、3 をクリックすると、4 番目のレベルを表示せずに、それより上のレベルの詳細データをすべて表示できます。

    アウトラインの詳細データをすべて表示または非表示にする  

    • すべての詳細データを表示するには、123 (アウトライン記号) の一番下のレベルをクリックします。たとえば、3 つのレベルが設定されている場合、3 をクリックします。
    • すべての詳細データを表示しないようにするには、1 をクリックします。

 メモ    ブラウザの [コピー] コマンドを使用するか、ブックのスナップショットを作成して、アウトラインのデータをコピーすると、アウトラインが完全に展開されているか、部分的に展開されているか、完全に折りたたまれているかのいずれの場合も、Excel Services に現在表示されている行と列のみがコピーされます。