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リストまたはライブラリのコンテンツ タイプを変更する
リストまたはライブラリのコンテンツ タイプを変更する

リストまたはライブラリのコンテンツ タイプ (コンテンツ タイプ: コンテンツのカテゴリに対応する、再利用可能な一連の設定。コンテンツ タイプを使用すると、メタデータ、テンプレートに加え、アイテムやドキュメントの振る舞いも一貫性を持って管理できます。コンテンツ タイプはサイト レベルで定義され、リストやライブラリで使用されます。)を変更すると、リストまたはライブラリに追加されているそのコンテンツ タイプのインスタンスにのみ、その変更が適用されます。コンテンツ タイプの作成元である親サイト コンテンツ タイプが、その変更で更新されることはありません。

リストまたはライブラリのコンテンツ タイプを変更するには、少なくともデザインの権限レベルを保有している必要があります。

目的に合ったトピックをクリックしてください


コンテンツ タイプにドキュメント テンプレートを追加する

ドキュメント テンプレートは、ドキュメント コンテンツ タイプ (ドキュメントの親サイト コンテンツ タイプから派生した任意のコンテンツ タイプ) にのみ関連付けることができます。ドキュメント テンプレートをコンテンツ タイプに関連付けることで、作成者がこのコンテンツ タイプのドキュメントを新規作成するときに、どのドキュメントも同じテンプレートに基づいて作成されます。

たとえば、組織では、法的な契約書では特定のドキュメント テンプレートを使用することがあります。このドキュメント テンプレートを、組織が法的契約書で使用するコンテンツ タイプに関連付けると、このコンテンツ タイプを使用して作成される新しい法的契約書は、この法的契約書のドキュメント テンプレートにすべて基づきます。

  1. ライブラリが開かれていない場合は、サイドリンク バーでそのライブラリの名前をクリックします。

    ライブラリの名前が表示されない場合は、[すべてのサイト コンテンツの表示] をクリックして、目的のライブラリの名前をクリックします。

  2. [設定] メニュー ([設定] メニュー) で、これから開くライブラリの種類に対する設定オプションをクリックします。

    たとえば、ドキュメント ライブラリを開く場合は、[ドキュメント ライブラリの設定] をクリックします。

  3. [コンテンツ タイプ] で、変更するコンテンツ タイプの名前をクリックします。

     メモ    ドキュメント ライブラリが複数のコンテンツ タイプを使用するように設定されていない場合は、ライブラリの [カスタマイズ] ページに [コンテンツ タイプ] セクションが表示されません。

  4. [設定] の [詳細設定] をクリックします。
  5. 既存のドキュメント テンプレートの URL を指定するには、[ドキュメント テンプレート] セクションの [既存のドキュメント テンプレートの URL を入力する] をクリックし、使用するドキュメント テンプレートの場所を表す URL を入力します。

    絶対 URL を使用しても、サーバー、サイト、またはリソース フォルダの位置に対して相対的な URL を使用してもかまいません。次の表は、使用できる URL の種類の例を示しています。この例では、コンテンツ タイプのリソース フォルダ (サイト コンテンツ タイプのファイルが格納されているフォルダ) が http://contoso/_cts/ContentTypeName/ にあり、そのドキュメント テンプレートの名前が Docname.doc であると仮定しています。

     メモ    各サイトのルート レベルに、_cts/ContentTypeName という名前のリソース フォルダが存在します。ContentTypeName はサイト コンテンツ タイプの名前です。

    URL の種類

    絶対 URL

    http://contoso/_cts/ContentTypeName/Docname.doc

    サイトからの相対 URL

    ~site/LibraryName/Docname.doc

    サーバーからの相対 URL

    _cts/ContentTypeName/Docname.doc

    リソース フォルダからの相対 URL

    Docname.doc

  6. 使用するドキュメント テンプレートをアップロードするには、[ドキュメント テンプレート] セクションの [新しいドキュメント テンプレートをアップロードする] をクリックし、[参照] をクリックします。[ファイルの選択] ダイアログ ボックスで、使用するファイルの場所を参照し、そのファイルを選択します。次に、[開く] をクリックします。
  7. [OK] をクリックします。
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コンテンツ タイプに列を追加する

コンテンツ タイプに列を追加することによって、その特定のコンテンツ タイプのアイテムについて収集するプロパティまたはメタデータを指定できます。たとえば、組織によっては、すべての発注書について、アカウント番号、プロジェクト番号、プロジェクト管理者など、特定のメタデータのセットを追跡する必要があります。発注書のコンテンツ タイプに、アカウント番号、プロジェクト番号、およびプロジェクト管理者の列を追加することによって、ユーザーは、このコンテンツ タイプのアイテムについてこのメタデータを指定することが要求されます。

複数の異なるコンテンツ タイプのアイテムが含まれるリストまたはライブラリがある場合は、リストやライブラリそのものではなく、関連するコンテンツ タイプに列を直接追加することによって、各コンテンツ タイプのアイテムについて一意のメタデータを収集できます。

  1. リストまたはライブラリが開かれていない場合は、サイドリンク バーでそのリストまたはライブラリの名前をクリックします。

    リストまたはライブラリの名前が表示されない場合は、[すべてのサイト コンテンツの表示] をクリックして、目的のリストまたはライブラリの名前をクリックします。

  2. [設定] メニュー ([設定] メニュー) で、[リストの設定] をクリックするか、これから開くライブラリの種類に対する設定オプションをクリックします。

    たとえば、ドキュメント ライブラリを開く場合は、[ドキュメント ライブラリの設定] をクリックします。

  3. [コンテンツ タイプ] で、変更するコンテンツ タイプの名前をクリックします。

     メモ    リストまたはライブラリが複数のコンテンツ タイプを使用するように設定されていない場合は、リストまたはライブラリの [ユーザー設定] ページに [コンテンツ タイプ] セクションが表示されません。

  4. [] の [サイト内またはリスト内の既存の列から追加] をクリックします。
  5. [列の選択] セクションの [列の選択元] で、矢印をクリックして列の追加元となるグループを選択します。
  6. [使用できる列] で、追加する列をクリックし、[追加] をクリックして列を [追加する列] ボックスに移動します。
  7. さらに列を追加するには、手順 5. ~ 6. を繰り返します。
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コンテンツ タイプの列の順序を変更する

  1. リストまたはライブラリが開かれていない場合は、サイドリンク バーでそのリストまたはライブラリの名前をクリックします。

    リストまたはライブラリの名前が表示されない場合は、[すべてのサイト コンテンツの表示] をクリックして、目的のリストまたはライブラリの名前をクリックします。

  2. [設定] メニュー ([設定] メニュー) で、[リストの設定] をクリックするか、これから開くライブラリの種類に対する設定オプションをクリックします。

    たとえば、ドキュメント ライブラリを開く場合は、[ドキュメント ライブラリの設定] をクリックします。

  3. [コンテンツ タイプ] で、変更するコンテンツ タイプの名前をクリックします。

     メモ    ドキュメント ライブラリが複数のコンテンツ タイプを使用するように設定されていない場合は、ライブラリの [カスタマイズ] ページに [コンテンツ タイプ] セクションが表示されません。

  4. [] の [列の順序] をクリックします。
  5. [列の順序] セクションの [上からの並び順] 列で、順序を変更する列の横の矢印をクリックし、目的の順序番号を選択します。
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コンテンツ タイプの列を必須にする

コンテンツ タイプの列を必須にすると、ユーザーがこのコンテンツ タイプの新しいアイテムを作成するときに、メタデータ (列値) の入力が要求されます。

  1. リストまたはライブラリが開かれていない場合は、サイドリンク バーでそのリストまたはライブラリの名前をクリックします。

    リストまたはライブラリの名前が表示されない場合は、[すべてのサイト コンテンツの表示] をクリックして、目的のリストまたはライブラリの名前をクリックします。

  2. [設定] メニュー ([設定] メニュー) で、[リストの設定] をクリックするか、これから開くライブラリの種類に対する設定オプションをクリックします。

    たとえば、ドキュメント ライブラリを開く場合は、[ドキュメント ライブラリの設定] をクリックします。

  3. [コンテンツ タイプ] で、変更するコンテンツ タイプの名前をクリックします。

     メモ    ドキュメント ライブラリが複数のコンテンツ タイプを使用するように設定されていない場合は、ライブラリの [カスタマイズ] ページに [コンテンツ タイプ] セクションが表示されません。

  4. [] で、必須にする列の名前をクリックします。
  5. [列の設定] セクションの [必須] をクリックします。
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コンテンツ タイプにワークフローを追加する

ワークフロー (ワークフロー: ドキュメントやアイテムの自動化された処理経路のこと。この経路の中で、ビジネス プロセスに関連する、ある決まった一連のアクションやタスクが実行されます。ワークフローは、ドキュメントの承認や確認など、共通のビジネス プロセスを一貫性を持って管理する場合に使用できます。)によって、サイト内のアイテムおよびドキュメントに対してビジネス プロセスを指定することが可能です。組織は、ワークフローを使用することで、ドキュメントの承認や校閲など、特定の一般的なビジネス プロセスを自動化し、管理できます。コンテンツ タイプにワークフローを追加すると、そのコンテンツ タイプのすべてのアイテムに一貫性と類似のビジネス プロセスが適用されます。コンテンツ タイプにワークフローが追加されている場合、そのワークフローは、そのコンテンツ タイプの個々のアイテムで開始できます。

 メモ    リストまたはライブラリのコンテンツ タイプにワークフローを追加できるのは、ワークフローがサイトまたはワークスペースで展開されている場合に限られます。ワークフローが表示されず、使用できない場合は、サーバー管理者に連絡してください。

  1. リストまたはライブラリが開かれていない場合は、サイドリンク バーでそのリストまたはライブラリの名前をクリックします。

    リストまたはライブラリの名前が表示されない場合は、[すべてのサイト コンテンツの表示] をクリックして、目的のリストまたはライブラリの名前をクリックします。

  2. [設定] メニュー ([設定] メニュー) で、[リストの設定] をクリックするか、これから開くライブラリの種類に対する設定オプションをクリックします。

    たとえば、ドキュメント ライブラリを開く場合は、[ドキュメント ライブラリの設定] をクリックします。

  3. [コンテンツ タイプ] で、ワークフローを追加するコンテンツ タイプの名前をクリックします。

     メモ    リストまたはライブラリが複数のコンテンツ タイプを使用するように設定されていない場合は、リストまたはライブラリの [ユーザー設定] ページに [コンテンツ タイプ] セクションが表示されません。

  4. [設定] の [ワークフロー設定] をクリックします。
  5. [ワークフローの設定変更] ページの [ワークフローの追加] をクリックします。
  6. [ワークフローの追加] ページの [ワークフロー] セクションで、使用するワークフロー テンプレートをクリックします。
  7. [名前] セクションに、ワークフローの一意の名前を入力します。
  8. [タスク リスト] セクションで、このワークフローで使用するタスク リストを指定します。

     メモ 

    • 既定のタスク リストを使用することも、新しいタスク リストを作成することもできます。既定のタスク リストを使用する場合、ワークフローの参加者は、タスク リストの [自分のタスク] ビューを使用することによって、各自のワークフロー タスクを簡単に検索および表示できます。
    • このワークフローのタスクに、通常のタスク リストとは別に保持することが望まれる機密データが含まれたり示されたりする場合は、新しいタスク リストを作成します。
    • 組織に多数のワークフローがある場合、または、ワークフローに多数のタスクが含まれる場合は、新しいタスク リストを作成します。この場合、ワークフローごとにタスク リストを作成できます。

  9. [履歴リスト] セクションで、このワークフローと併せて使用する履歴リストを選択します。履歴リストは、ワークフローの各インスタンスの中で発生するすべてのイベントを表示します。

     メモ    既定の [履歴] リストを使用することも、新しいリストを作成することもできます。組織に多数のワークフローがある場合は、ワークフローごとに個別の履歴リストを作成できます。

  10. [開始オプション] セクションで、ワークフローの開始方法、開始日時、または開始者を指定します。

     メモ 

    • 選択したワークフロー テンプレートによってサポートされていない場合は、特定のオプションを使用できないことがあります。
    • [アイテムのメジャー バージョンの発行を承認するために、このワークフローを開始する] は、ライブラリでメジャーおよびマイナーのバージョン管理がサポートされており、選択したワークフロー テンプレートをコンテンツの承認で使用できる場合のみ有効です。

  11. [次へ] をクリックします。
  12. [ワークフローのカスタマイズ] ページで、目的の追加オプションを選択し、[OK] をクリックします。
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コンテンツ タイプを読み取り専用にする

リストまたはライブラリに追加されたコンテンツ タイプが他のユーザーによって変更されることを回避するには、リスト コンテンツ タイプを読み取り専用にします。リスト コンテンツ タイプを読み取り専用にすると、その親サイト コンテンツ タイプへの変更が該当のリスト コンテンツ タイプに継承されません。

  1. コンテンツ タイプを変更するリストまたはライブラリがまだ開いていない場合は、サイド リンク バーの [リスト] または [ドキュメント] の下にある目的の名前をクリックします。
  2. メニュー イメージ (設定) で、次のいずれかの操作を行います。
    • リストを操作している場合は、[リストの設定] をクリックします。
    • ドキュメント ライブラリを操作している場合は、[ドキュメント ライブラリの設定] をクリックします。
  3. [コンテンツ タイプ] で、読み取り専用にするコンテンツ タイプの名前をクリックします。

     メモ    リストまたはライブラリが複数のコンテンツ タイプを使用するように設定されていない場合は、リストまたはライブラリの [ユーザー設定] ページに [コンテンツ タイプ] セクションが表示されません。

  4. [設定] の [詳細設定] をクリックします。
  5. [読み取り専用] セクションで、[このコンテンツ タイプを読み取り専用にする] の下にある [はい] をクリックします。
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コンテンツ タイプの情報管理ポリシーを指定する

リストまたはライブラリのコンテンツ タイプに、既存のサイト コレクション ポリシーを適用できます。または、特定のリスト コンテンツ タイプにのみ適用される情報管理ポリシーを定義することもできます。

リスト、ライブラリ、またはリスト コンテンツ タイプにサイト コレクション ポリシーを適用する

サイトの情報管理ポリシーが、サイト コレクションのポリシーとして既に作成されている場合は、そのいずれかのポリシーをリストまたはライブラリに適用できます。リストまたはライブラリが複数のコンテンツ タイプを管理できるように構成されている場合、そのリスト全体またはライブラリ全体に適用されるような情報管理ポリシーを指定することはできません。この場合は、リストまたはライブラリに関連付けられている各リスト コンテンツ タイプに対して情報管理ポリシーを定義する必要があります。リスト コンテンツ タイプとは、特定のリストまたはライブラリに関連付けられているサイト コンテンツ タイプのインスタンスのことです。リストまたはライブラリの情報管理ポリシー設定を変更するには、少なくともデザインの権限レベルが必要です。

  1. 情報管理ポリシーを指定するリストまたはライブラリを開きます。
  2. [設定] メニュー ([設定] メニュー) で、[リストの設定] をクリックするか、これから開くライブラリの種類に対する設定オプションをクリックします。

    たとえば、ドキュメント ライブラリを開く場合は、[ドキュメント ライブラリの設定] をクリックします。

  3. [Permissions and Management] の [情報管理ポリシーの設定] をクリックします。

     メモ    リストまたはライブラリが複数のコンテンツ タイプを管理できるように構成されている場合は、情報管理ポリシーを指定するコンテンツ タイプを選択して、[OK] をクリックします。

  4. [ポリシーの指定] セクションの [サイト コレクション ポリシーを使用する] をクリックし、適用するポリシーをリストから選択します。

     メモ    [サイト コレクション ポリシーを使用する] オプションが使用できない場合、そのサイト コレクションにはサイト コレクション ポリシーが定義されていません。

  5. [OK] をクリックします。
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コンテンツ タイプに対する情報管理ポリシーを新規作成する

特定のリストまたはライブラリのみを適用対象とした情報管理ポリシーを定義できます。このようにして作成された情報管理ポリシーは、他のリスト、ライブラリ、またはサイトで再利用することはできません。リストまたはライブラリが複数のコンテンツ タイプを管理できるように構成されている場合、そのリスト全体またはライブラリ全体に適用されるような情報管理ポリシーを定義することはできません。この場合は、リストまたはライブラリに関連付けられている各リスト コンテンツ タイプに対して情報管理ポリシーを定義する必要があります。リスト コンテンツ タイプとは、特定のリストまたはライブラリに関連付けられているサイト コンテンツ タイプのインスタンスのことです。リストまたはライブラリの情報管理ポリシー設定を変更するには、少なくともリストの管理権限が必要です。

  1. 情報管理ポリシーを指定するリストまたはライブラリを開きます。
  2. [設定] メニュー ([設定] メニュー) で、[リストの設定] をクリックするか、これから開くライブラリの種類に対する設定オプションをクリックします。

    たとえば、ドキュメント ライブラリを開く場合は、[ドキュメント ライブラリの設定] をクリックします。

  3. [Permissions and Management] の [情報管理ポリシーの設定] をクリックします。
  4. 情報管理ポリシーを指定するコンテンツ タイプを選択し、[OK] をクリックします。
  5. [ポリシーの指定] セクションの [ポリシーの定義] をクリックします。
  6. [OK] をクリックします。
  7. [ポリシーの編集] ページの [名前と管理上の説明] セクションに、作成するポリシーの簡単な説明を入力します。

     メモ    名前は、サイト コレクション ポリシー リストで定義された情報管理ポリシーに対してのみ指定できます。

  8. [ポリシー ステートメント] セクションに、ポリシーの目的をユーザーに伝えるための説明文を入力します。この文は、ポリシーの適用対象となるドキュメントまたはアイテムをユーザーが開いたときに表示されます。ここには、コンテンツに適用されるポリシー機能や、コンテンツを扱ううえでの注意事項などを入力します。ポリシーの説明文には、最大 512 文字を使用できます。
  9. 次のセクションで、情報管理ポリシーに追加する個々のポリシー機能を選択します。
  10. ポリシーの適用対象となるドキュメントに、ラベルを要求する場合は、[Enable Labels] をクリックし、ラベルに必要な設定を指定します。
  11. このポリシーの適用対象となるドキュメントおよびアイテムに対して監査を有効にするには、[Enable Auditing] をクリックし、監査するイベントを指定します。

    監査ポリシー機能を使用すると、ドキュメントやリスト アイテム (タスク リスト、案件リスト、ディスカッション グループ、予定表など) に対する監査記録を作成して分析できます。監査ポリシー機能は、コンテンツがいつ閲覧、編集、または削除されたかなど、一連のイベントが記録された監査ログを提供するものです。情報管理ポリシーの一部として監査が有効になっている場合、管理者は、現在の利用状況が要約された Microsoft Office Excel ベースのポリシー利用状況レポートで監査データを閲覧できます。管理者は、組織内で情報がどのように利用されているかを、このレポートを基に調べることができます。このレポートは、組織が法令への準拠を検証して文書化したり、潜在的な懸念事項を調査したりするうえでも有用です。

    監査ログに記録される情報としては、イベント名、イベントの発生日時、および、操作を実行したユーザーのシステム名があります。

  12. このポリシーの適用対象となるドキュメントおよびアイテムの保持期間を指定するには、[Enable Expiration] をクリックし、保持期間、およびアイテムの有効期限が切れたときに適用するアクションを指定します。
  13. このポリシーの適用対象となるドキュメントまたはアイテムに対し、バーコードを要求する場合は、[Enable Barcodes] をクリックし、さらに、ユーザーに対してバーコードの挿入を求めるメッセージを表示する場合は、[保存および印刷前にバーコードを挿入するかどうかをユーザーに確認する] チェック ボックスをオンにします。
  14. この情報管理ポリシーに追加する各ポリシー機能のオプションを選択したら、[OK] をクリックして、ポリシー機能を適用します。
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コンテンツ タイプのドキュメント情報パネルの設定を変更する

ドキュメント情報パネルは、2007 Microsoft Office system アプリケーションの Word、Excel、および PowerPoint 内で表示されるものであり、ユーザーがドキュメントを編集するのに使用した Office アプリケーション内で、ドキュメント管理サーバーに直接保存されているドキュメントのコンテンツ タイプ プロパティを表示および変更できます。たとえば、特定のライブラリのドキュメント コンテンツ タイプに状態列がある場合、ユーザーは、ドキュメントの編集時に、Word のドキュメント情報パネルで状態プロパティを表示できます。ドキュメント情報パネルを使用して、状態プロパティの値を下書きから最終版に変更することもできます。ドキュメントがサーバーに保存されると、このプロパティはライブラリの状態列で自動的に更新されます。

ドキュメント情報パネルは、2007 Office リリース アプリケーション内でホストおよび表示される Microsoft Office InfoPath フォームです。ドキュメント情報パネルには、作業中のドキュメントの編集可能なプロパティが表示されます。コンテンツ タイプを構成する場合は、コンテンツ タイプのプロパティに基づいて、そのコンテンツ タイプのカスタム ドキュメント情報パネルを生成できます。これが展開されると、カスタマイズされたドキュメント情報パネルがドキュメントによって参照され、ユーザーは 2007 Office リリース アプリケーションの中でこれを使用してドキュメント プロパティを表示または編集できます。

  1. ライブラリが開かれていない場合は、サイドリンク バーでそのライブラリの名前をクリックします。

    ライブラリの名前が表示されない場合は、[すべてのサイト コンテンツの表示] をクリックして、目的のライブラリの名前をクリックします。

  2. [設定] メニュー ([設定] メニュー) で、これから開くライブラリの種類に対する設定オプションをクリックします。

    たとえば、ドキュメント ライブラリを開く場合は、[ドキュメント ライブラリの設定] をクリックします。

  3. [コンテンツ タイプ] で、変更するコンテンツ タイプの名前をクリックします。

     メモ    リストまたはライブラリが複数のコンテンツ タイプを使用するように設定されていない場合は、リストまたはライブラリの [カスタマイズ] ページに [コンテンツ タイプ] セクションが表示されません。

  4. [設定] の [ドキュメント情報パネル] 設定をクリックします。
  5. [ドキュメント情報パネル テンプレート] セクションで、次のいずれかの操作を行います。
    • コンテンツ タイプに対して定義されているプロパティ (列) を表示する既定のテンプレートを使用するには、[Microsoft Office アプリケーションに既定のテンプレートを使用する] をクリックします。
    • 既存のカスタム テンプレートを使用するには、[既存のカスタム テンプレートを使用する (URL、UNC、または URN)] をクリックし、テンプレートの場所へのパスを入力します。
    • 既存のカスタム テンプレート (XSN) をアップロードするには、[使用する既存のカスタム テンプレート (XSN) をアップロードする] をクリックし、[参照] をクリックして、使用するテンプレートを見つけます。

       メモ    テンプレートをこの方法でアップロードする予定の場合は、テンプレートを発行およびアップロードする前に、InfoPath のテンプレートから発行 URL を削除する必要があります。

    • InfoPath でカスタム パネルを作成するには、[新しいカスタム テンプレートの作成] をクリックします。

       メモ    このオプションを選択すると、InfoPath が起動して既定のテンプレートが表示されるので、これをカスタマイズしてカスタム パネルを作成できます。

  6. [常に表示] セクションで、このコンテンツ タイプが最初に開かれるとき、または 2007 Office リリース アプリケーション内で保存されるときに、このドキュメント情報パネルを自動的に表示するかどうかを指定します。
  7. [OK] をクリックします。
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