特定のアイテムへのポリシーの適用を望まない場合、または、アイテムをポリシーの適用から除外する業務上の必要性がある場合は、該当のアイテムまたはドキュメントを情報管理ポリシーの適用から除外できます。
たとえば、チームが、メモやプロセス ドキュメントなどのビジネス ドキュメントの下書きを、情報管理ポリシーと有効期限ポリシーを持つドキュメント ライブラリに保存するものとします。有効期限ポリシーでは、すべてのドキュメントが、作成後 1 年経過したら削除されることが指定されています。このポリシーによって、チームは記憶域を管理し、古い情報を除去できます。ライブラリ内の大部分のドキュメントは、その有効期間がごく短期間であるため、このポリシーは便利です。しかし、場合によっては、長期のプロジェクトや問題点に関係するため、1 年を超えても保持する必要があるプロセス ドキュメントが、チームのメンバーによって作成されることがあります。チーム メンバーは、ドキュメント ライブラリに適用される情報管理ポリシーから、該当のアイテムの適用を除外できます。この処理によって、ドキュメントは、作成後 1 年経過しても自動的に削除されません。
ポリシーの適用からアイテムを除外するには、少なくとも投稿の権限レベルを保有している必要があります。
- 情報管理ポリシーの適用から除外するアイテムまたはドキュメントが含まれているリストまたはライブラリを開きます。
- アイテムまたはドキュメントをポイントし、表示される矢印をクリックします。次に、[プロパティの表示] をクリックします。
- [ポリシー適用除外] セクションの [ポリシー適用除外] をクリックします。
メモ
アイテムまたはドキュメントに情報管理ポリシーが適用される場合のみ、[ポリシー適用除外] コマンドが表示されます。
- [適用除外] をクリックします。