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リストまたはライブラリからのデータを別のページに表示する
リストまたはライブラリからのデータを別のページに表示する

Web パーツ (Web パーツ: タイトル バー、フレーム、コンテンツで構成されるモジュール単位の情報。Web パーツは Web パーツ ページの基本的な構築要素です。)を使用してリストまたはライブラリからのデータをページに表示することで、サイトのホーム ページや他のページをカスタマイズすることができます。リストまたはライブラリを作成すると、同じ名前の Web パーツが自動的に作成されます。たとえば、契約という名前のリストを作成すると、契約という名前の Web パーツも作成されます。Web パーツには、作成したリストまたはライブラリからのデータが表示されます。

 メモ    ページ上の Web パーツの共有ビューを追加または編集するには、サイトの所有者である必要があります。

この記事の内容


Web パーツでリストおよびライブラリを表示する方法

サイトを作成すると、そのサイトのホーム ページには Web パーツが自動的に追加されます。たとえば、チーム サイトには、お知らせ、予定表、およびリンクというリストが既定で含まれています。それぞれの Web パーツには、同名のリストのビューが表示されます。ホーム ページに他の Web パーツを追加して、リストやライブラリを表示することができます。

カスタム ページを作成する場合は、Web パーツ ページ (Web パーツ ページ : 1 つまたは複数の Web パーツを含む特殊な Web ページ。Web パーツ ページでリストやグラフなどのデータとテキストや画像などの Web コンテンツを統合することによって、1 つの一般的な業務を中心とする動的な情報ポータルを作り上げることができます。)を作成してから、他のリストを表示する Web パーツをそのページに追加します。

以下に、Web パーツを使ってリストやライブラリからのデータを表示する方法の例を示します。

  • ライブラリ内の、レビュー対象のドキュメントや、チームで頻繁に使用されるドキュメントを公示します。
  • タスク リスト内のプロジェクト データを追跡し、チームの名前や人物の名前または役割を含む列によってデータをグループ化、選別、または並べ替えます。
  • 従業員の詳細情報 (手当、家族の有無、健康保険など) をリストから検索するツールを提供します。
  • リストで保留になっている受注を調べます。
  • 連絡先リストからの連絡先情報と、接続した別のリストのイメージ Web パーツからの人物の画像の両方を表示することで、プロジェクト チーム メンバに関する情報を視覚的に強化します。Web パーツの接続の詳細については、[参照] セクションを参照してください。
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Web パーツでリストまたはライブラリを表示する

  1. Web パーツの追加先となるページを開きます。
  2. [サイトの操作] メニュー ([サイトの操作] メニュー) の [ページの編集] をクリックします。
  3. Web パーツを追加する領域で、[Web パーツの追加] をクリックします。
  4. ページに表示するリストまたはライブラリのチェック ボックスをオンにして、[追加] をクリックします。
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Web パーツで表示するリストまたはライブラリのビューを変更する

既定では、Web パーツは、リストまたはライブラリの既定のビューで表示されます。ただし、目的のビューで表示されるように Web パーツを変更できます。そのビューを編集する場合、変更内容はリストまたはライブラリと Web パーツの間でコピーされます。これにより、サイト全体で共通のビューが使用されます。リストまたはライブラリのデータは変更されません。

 注意    現在のビューから別のビューへ切り替える場合は注意してください。現在のビューに加えた変更が削除されたり、現在のビューの列に依存する Web パーツ接続が無効化されたりする可能性があります。ビューを切り替える場合は、確認メッセージが表示されます。

  1. [サイトの操作] メニュー ([サイトの操作] メニュー) の [ページの編集] をクリックします。
  2. 変更する Web パーツの Web パーツの編集メニュー ([Web パーツ] メニュー) をクリックし、次の操作のいずれかを実行します。
    • 共有ビューの場合、[共有 Web パーツの変更] をクリックします。
    • 個人用ビューの場合、[個人用 Web パーツの変更] をクリックします。

    ツール ウィンドウが開きます。ツール ウィンドウを使用して、Web パーツのレイアウトと外観を制御する設定を選択します。

  3. [ビューの選択] ボックスの一覧で、表示するビューの名前をクリックします。

    ヒント  [現在のビューの編集] をクリックし、ビューの設定を変更することによって、現在のビューを編集することもできます。このように編集した場合、サイト内のそのビューが使用されているすべての場所でビューが変更されます。

  4. ツール ウィンドウで [OK] をクリックします。
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Web パーツのリストまたはライブラリのビューをカスタマイズする

リスト ビュー Web パーツを Web パーツ ページに追加すると、そのページで表示したい情報のみを表示するようにビューをカスタマイズできます。Web パーツ ページから現在のビューを編集します。

リストまたはライブラリのユーザー設定のビューを作成することもでき、このビューを使用して、リストまたはライブラリの Web パーツのインスタンスごとに異なる情報のセットを表示することができます。リストまたはライブラリのユーザー設定のビューを作成するには、カスタマイズするリストまたはライブラリの [ビュー] メニュー ([ビュー] メニュー) を使用します。リストまたはライブラリのユーザー設定のビューの作成の詳細については、「関連項目」のリンク先を参照してください。

  1. [サイトの操作] メニュー ([サイトの操作] メニュー) の [ページの編集] をクリックします。
  2. カスタマイズする Web パーツの Web パーツの編集メニュー ([Web パーツ] メニュー) をクリックし、[共有 Web パーツの変更] をクリックします。
  3. ツール ウィンドウで [現在のビューの編集] をクリックします。
  4. [] で適切なチェック ボックスをオンまたはオフにして、対応する列の表示と非表示を切り替えることができます。列の名前の横に、ビュー内でのその列の表示順序を示す数値を入力します。
  5. [並べ替え] で、情報を並べ替えるかどうか、および、どのように並べ替えるかを選択します。作成者ごとのファイル名で並べ替えるなど、並べ替えには、2 つの列を使用できます。
  6. [フィルタ] で、情報にフィルタを適用するかどうか、および、フィルタの適用方法を選択します。ビューにフィルタを適用すると、特定の部署によって作成されたアイテムや、承認済みのアイテムなど、特定のアイテムだけが選択されて表示されます。
  7. [グループ化] で、特定のユーザーが作成したドキュメント群を展開可能なセクションにまとめるなど、同じ値を持つアイテムを独自のセクションにグループ化することができます。
  8. [集計] で、列内のアイテムの個数 (案件の総数など) を確認できます。場合によっては、平均値など、他の情報を要約または抽出して表示することもできます。
  9. [スタイル] で、ビューのスタイル (1 行ごとに網掛けを適用したリストなど) を選択します。
  10. リストやライブラリにフォルダが存在する場合は、フォルダを含まないビュー (フラット ビュー) を作成できます。同じレベルにあるすべてのリスト アイテムを表示するには、[フォルダなしですべてのアイテムを表示する] をクリックします。
  11. リストやライブラリの規模が大きい場合は、そのリストまたはライブラリで表示可能なファイル数、あるいは、同じページで表示可能なファイル数を制限できます。[アイテムの制限] セクションで、目的のオプションを選択します。
  12. リストまたはライブラリをモバイル デバイスで表示する計画がある場合は、[モバイル] セクションで必要なオプションを選択します。
  13. [OK] をクリックします。
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