検索利用状況データは、ユーザーがポータル サイトをどのように利用し、どんな情報を探しているかを理解するうえで役立ちます。サイト管理者は、エンド ユーザーが、[検索] ボックスに入力するクエリと、検索結果から最も閲覧されているページの両方を確認することできます。
サイト管理者は、検索クエリと上位の検索結果ページの両方を分析することによって、ポータル サイトの使いやすさと適応性をいくつかの点で向上させることができます。利用状況のパターンを理解することで実現できる処理の例を以下に示します。
- ポータル サイトで検索に使用されている言葉を把握できます。さらに、この分析に基づいて、検索インデックスに含まれていない新しいキーワードを追加できます。
- 関連性の高いポータル サイト ページ、ドキュメント、または外部 Web サイトでよく使われるキーワードに一致する、確実なキーワードを作成できます。
- 上位の検索結果のリンク先ページを確認し、サイト ディレクトリの [トップ サイト] セクションに追加して、それらのページをエンド ユーザーが見つけやすくできます。
- 検索結果が 0 件のクエリと、クリックスルー率の低いクエリについてのレポートを分析することにより、ユーザーによって検索されてはいるものの、利用されてはいないコンテンツを見つけることができます。
メモ
検索クエリのログ記録は、共有サービス プロバイダ (SSP) で既定で有効になっています。SSP 管理者がクエリのログ記録をオフにしている場合、サイト管理者はこの機能を使用できません。
- ホーム ページで、[サイトの操作] メニューの [サイトの設定] をポイントし、[すべてのサイト設定の変更] をクリックします。
- [サイトの設定] ページの [サイト コレクションの管理] で [サイト コレクションの利用状況レポート] をクリックします。
- サイト コレクションの利用状況概要ページのサイド リンク バーで、[検索クエリ] または [検索結果] をクリックします。
各ページには、検索レポートのコレクションが含まれます。