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リストまたはライブラリに既存のコンテンツ タイプを追加する
リストまたはライブラリに既存のコンテンツ タイプを追加する

コンテンツ タイプ (コンテンツ タイプ: コンテンツのカテゴリに対応する、再利用可能な一連の設定。コンテンツ タイプを使用すると、メタデータ、テンプレートに加え、アイテムやドキュメントの振る舞いも一貫性を持って管理できます。コンテンツ タイプはサイト レベルで定義され、リストやライブラリで使用されます。)を使用すると、コンテンツの整理、管理、および処理をサイト コレクション全体にわたってより効率的に行えます。特定の種類のドキュメントや情報製品についてコンテンツ タイプを定義すると、これらのコンテンツのグループそれぞれをより効率的に管理できます。リストまたはライブラリにコンテンツ タイプを追加すると、リストまたはライブラリが複数の種類のアイテムや複数の種類のドキュメントを含むように設定できます。

この記事の内容


リストおよびライブラリにおけるコンテンツ タイプの機能

リストまたはライブラリが複数のコンテンツ タイプを使用できるように設定されている場合、サイトで利用可能なサイト コンテンツ タイプのグループから、コンテンツ タイプをリストまたはライブラリに追加することができます。

コンテンツ タイプをリストまたはライブラリに追加すると、そのリストまたはライブラリにその種類のアイテムを含めることができるようになります。ユーザーは、そのリストまたはライブラリの [新規] コマンドを使用して、その種類のアイテムを新規作成します。リストまたはライブラリのコンテンツ タイプの重要な利点は、単一のリストまたはライブラリに、それぞれ固有のメタデータ、ポリシー、または動作を持つ複数の種類のアイテムやドキュメントを含めることができることです。

リスト コンテンツ タイプの継承について

サイト コンテンツ タイプのインスタンスをリストまたはライブラリに追加すると、そのインスタンスは作成元サイト コンテンツ タイプの子になります。このリスト コンテンツ タイプは、ドキュメント テンプレート、読み取り専用設定、ワークフロー、列など、親サイト コンテンツ タイプの属性をすべて継承します。リスト コンテンツ タイプは、追加されている特定のリストまたはライブラリに合わせてカスタマイズできます。これらのカスタマイズは、親サイト コンテンツ タイプには適用されません。リスト コンテンツ タイプの親サイト コンテンツ タイプを更新するとき、子リスト コンテンツ タイプで変更を継承することができます (サイト コンテンツ タイプの変更をすべての子コンテンツ タイプに適用するように選択されている場合)。

子リスト コンテンツ タイプが親サイト コンテンツ タイプと共有する属性がリスト コンテンツ タイプ用にカスタマイズされた場合、リスト コンテンツ タイプが親サイト コンテンツ タイプの変更を継承すると、こうしたカスタマイズは上書きされることがあります。リスト コンテンツ タイプがカスタマイズされて、親コンテンツ タイプにはない属性が追加されている場合 (追加の列がある場合など)、子リスト コンテンツ タイプが親サイト コンテンツ タイプの変更を継承しても、こうしたカスタマイズは上書きされません。

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リストまたはライブラリにコンテンツ タイプを追加する

リストまたはライブラリにコンテンツ タイプを追加するためには、まず複数のコンテンツ タイプを許可するようにリストまたはライブラリを設定する必要があります。複数のコンテンツ タイプのサポートを有効にする方法の詳細については、「ライブラリで複数のコンテンツ タイプのサポートを有効にする」を参照してください。リストまたはライブラリにコンテンツ タイプを追加するには、そのリストまたはライブラリに対してデザイン以上のアクセス許可レベル (アクセス許可レベル: サイト、ライブラリ、リスト、フォルダ、ドキュメントなどのエンティティにおいて、ユーザーまたは SharePoint グループに与えられるアクセス許可のセット。)が必要です。

  1. リストまたはライブラリが開かれていない場合は、サイドリンク バーでそのリストまたはライブラリの名前をクリックします。

    リストまたはライブラリの名前が表示されない場合は、[すべてのサイト コンテンツの表示] をクリックして、目的のリストまたはライブラリの名前をクリックします。

  2. [設定] メニュー ([設定] メニュー) で、[リストの設定] をクリックするか、これから開くライブラリの種類に対する設定オプションをクリックします。

    たとえば、ドキュメント ライブラリを開く場合は、[ドキュメント ライブラリの設定] をクリックします。

  3. [コンテンツ タイプ] の [既存のサイト コンテンツ タイプから追加] をクリックします。

     メモ    リストまたはライブラリが複数のコンテンツ タイプを許可するように設定されていない場合は、リストまたはライブラリの [カスタマイズ] ページに [コンテンツ タイプ] セクションは表示されません。

  4. [コンテンツ タイプの選択] セクションで、[サイト コンテンツ タイプの選択元] リストの矢印をクリックして、サイト コンテンツ タイプをどのグループから選ぶかを選択します。
  5. [利用可能なサイト コンテンツ タイプ] リストでコンテンツ タイプをクリックし、[追加] をクリックします。選択したコンテンツ タイプが [追加するコンテンツ タイプ] リストに移動します。
  6. コンテンツ タイプをさらに追加するには、手順 4. および 5. を繰り返します。
  7. 追加するコンテンツ タイプをすべて選択したら、[OK] をクリックします。
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[新規] ボタンの順序または既定のコンテンツ タイプを変更する

リストまたはライブラリの [新規] ボタンにコンテンツ タイプが表示される順序は指定できます。既定では、[新規] ボタンに最初に表示されるコンテンツ タイプが、リストまたはライブラリの既定のコンテンツ タイプになります。リストまたはライブラリの既定のコンテンツ タイプを変更するには、[新規] ボタンに最初に表示されるコンテンツ タイプを変更します。また、リストまたはライブラリに追加されたコンテンツ タイプを、[新規] ボタンに表示するかどうかも指定できます。

  1. コンテンツ タイプを変更するリストまたはライブラリをまだ開いていない場合は、サイド リンク バーの [リスト] または [ドキュメント] で名前をクリックします。
  2. [設定] メニュー ([設定] メニュー) で、次のいずれかの操作を行います。
    • リストを操作している場合は、[リストの設定] をクリックします。
    • ドキュメント ライブラリを操作している場合は、[ドキュメント ライブラリの設定] をクリックします。
  3. [コンテンツ タイプ] の [新規ボタンの順序と既定のコンテンツ タイプの変更] をクリックします。

     メモ    リストまたはライブラリが複数のコンテンツ タイプを許可するように設定されていない場合は、リストまたはライブラリの [カスタマイズ] ページに [コンテンツ タイプ] セクションは表示されません。

  4. [コンテンツ タイプの順序] セクションで、次のいずれかの操作を行います。
    • リストまたはライブラリの [新規] ボタンからコンテンツ タイプを削除するには、[表示] チェック ボックスをオフにします (既定ではオンになっています)。
    • コンテンツ タイプが [新規] ボタンに表示される順序を変更するには、[上からの並び順] 列でそのコンテンツ タイプの横にある矢印をクリックし、順序番号を選択します。
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