戻る 進む ホーム 印刷 検索
SharePoint Server のヘルプと使い方 >  カスタマイズ >  カスタマイズ
イメージ Web パーツ
イメージ Web パーツ

イメージ Web パーツを使用して、Web パーツ ページにイメージやグラフィックを追加できます。ページ上でイメージと他の Web パーツをより簡単に調整するために、共有ビューでカスタム プロパティを変更すると、縦の位置、横の位置、およびイメージ Web パーツ内部のイメージの背景色を制御できます。



イメージ Web パーツの使用方法

イメージ Web パーツを使用して次のことを実行できます。

  • ページに企業やプロジェクトのロゴを追加します。
  • 従業員や製品の写真を表示します。
  • ページの視覚的な魅力を高めます。
 ページの先頭へ

イメージの表示方法

イメージを表示するには 2 つの方法があります。

  • [イメージへのリンク] プロパティのボックスにイメージ ファイルへのファイル パスまたはハイパーリンクを入力します。この場合、イメージは静的で、変更されません (プロパティを編集しない場合)。
  • ファイル パスまたはハイパーリンクを提供する別の Web パーツとイメージ Web パーツを接続します。この場合、イメージは動的で、リスト ビュー Web パーツ内の行をユーザーが選択するなど、他の Web パーツでの操作の結果、変更される可能性があります。

    たとえば、連絡先を含むリスト ビュー Web パーツをイメージ Web パーツに接続できます。連絡先リスト ビュー Web パーツの列のハイパーリンクには連絡先の画像が含まれ、連絡先リスト ビュー Web パーツ内の行を選択するたびに、イメージ Web パーツに表示される連絡先の画像を表示することができます。

 ページの先頭へ

イメージ Web パーツを別の Web パーツに接続する

  1. [サイトの操作] メニュー ([サイトの操作] メニュー) の [ページの編集] をクリックします。
  2. Web パーツの編集メニュー ([Web パーツ] メニュー) をクリックし、[接続] をポイントします。
  3. [他の Web パーツからイメージを取得] をポイントし、接続する Web パーツの名前をクリックします。

 メモ    [イメージへのリンク] プロパティに既に値が設定されていて、イメージ Web パーツを他の Web パーツと接続する場合、[イメージへのリンク] プロパティは無視されます。イメージ Web パーツが既に別の Web パーツと接続されていて、[イメージへのリンク] プロパティに値を設定する場合は、まず接続を解除する必要があります。

 ページの先頭へ

イメージ Web パーツのカスタム プロパティ

イメージ Web パーツのカスタム プロパティを以下に示します。

 メモ    個人用ビューでは、これらの Web パーツのカスタム プロパティを表示または変更することはできません。

プロパティ説明
[イメージへのリンク] イメージ Web パーツに表示するイメージのファイル パスまたはハイパーリンクを指定します。

使用するブラウザによって異なりますが、サポートされるグラフィック ファイル形式には、次のようなものがあります。

グラフィック ファイル形式ファイルの種類
Windows ビットマップ ファイル (BMP).bmp
Windows 拡張メタファイル (EMF).emf
GIF (Graphics Interchange Format).gif
JPEG (Joint Photographic Experts Group).jpg、.jpeg
PNG (Portable Network Graphics).png
イメージ Web パーツが、イメージを提供する別の Web パーツに接続されているので、[イメージへのリンク] プロパティは利用できない可能性があります。
[代替テキスト]イメージの上にマウス ポインタを置くと表示されるテキストを指定します。このテキストは、イメージが利用できない場合に表示されます。
[イメージの垂直方向の配置] イメージ Web パーツ内でイメージの縦方向の位置を指定します。[]、[中央]、または [] のいずれかを選択します。既定値は [中央] です。
[イメージの水平方向の配置] イメージ Web パーツ内でイメージの横方向の位置を指定します。[]、[中央]、または [右] のいずれかを選択します。既定値は [中央] です。
[Web パーツの背景色]イメージの背景のイメージ Web パーツ ウィンドウの色を指定します。既定の色は、現在のテーマの背景色です。

色を指定するには、ボックスの横にある ボタン イメージ をクリックして、次の操作のいずれかを行います。

  • カラー グリッドから色を選択します。
  • HTML の色名を入力します。
  • RGB カラー値を入力します。

サイトのテーマと同じ背景色にするには、[Web パーツの背景色] ダイアログ ボックスで [透明] をクリックします。

 ページの先頭へ

Web パーツの共通プロパティ

すべての Web パーツは、表示、レイアウト、および詳細な特性を制御するための一連の共通プロパティを共有しています。

 メモ    ツール ウィンドウに表示される共通の Web パーツ プロパティは、以下の理由からこのセクションに記載されているものと異なる可能性があります。

  • ツール ウィンドウの [詳細設定] セクションを表示するには、適切な権限が必要です。
  • Web パーツの開発者が、特定の Web パーツに対して、このような共通プロパティの 1 つ以上を表示しないようにしたり、以下に記載されていない他のプロパティを作成してツール ウィンドウの [詳細設定]、[レイアウト]、または [外観] セクションに表示している可能性があります。
  • 権限やプロパティの設定によって、Web パーツ プロパティが無効または非表示にされている可能性があります。

外観

プロパティ説明
[タイトル]Web パーツのタイトル バーに表示される Web パーツのタイトルを指定します。
[高さ]Web パーツの高さを指定します。
[]Web パーツの幅を指定します。
[枠の状態]ユーザーが Web パーツ ページを開いたときに、ページに Web パーツ全体を表示するかどうかを指定します。既定では枠の状態は [標準] に設定されていて、Web パーツ全体が表示されます。枠の状態が [最小化] に設定されている場合は、タイトル バーのみが表示されます。
[枠の種類]タイトル バーと Web パーツの枠の枠線を表示するかどうかを指定します。

レイアウト

プロパティ説明
[非表示]ユーザーが Web パーツ ページを開いたときに Web パーツを表示するかどうかを指定します。このチェック ボックスがオンになっている場合、Web パーツはページのデザイン時にしか表示されず、タイトルには "(非表示)" というサフィックスが追加されます。

Web パーツ接続を利用して別の Web パーツにデータを提供する目的で Web パーツを使用し、この Web パーツ自体は表示したくない場合は、これを非表示にすることができます。

[方向]Web パーツのコンテンツのテキストの方向を指定します。たとえば、アラビア語は右から左に書き進む言語ですが、英語をはじめとする欧米言語のほとんどは、左から右に書き進む言語です。この設定は、一部の種類の Web パーツでは使用できない場合があります。
[領域]Web パーツを配置する Web パーツ ページの領域を指定します。

 メモ    Web パーツ ページの領域は、領域を編集する権限がない場合、リスト ボックスに表示されません。

[領域のインデックス]1 つの領域内に複数の Web パーツが含まれている場合に、その領域内での Web パーツの位置を指定します。

順序を指定するには、テキスト ボックスに正の整数を入力します。

領域内で Web パーツが上から下に順に並べられる場合、値 1 は Web パーツが領域の最上部に表示されることを意味します。領域内で Web パーツが左から右に順に並べられる場合、値 1 は Web パーツが領域の左端に表示されることを意味します。

たとえば、Web パーツを並び順が上から下である空の領域に追加すると、その Web パーツの領域のインデックスは 0 に設定されます。2 つ目の Web パーツを領域の最下部に追加すると、その Web パーツの領域のインデックスは 1 に設定されます。2 つ目の Web パーツを領域の最上部に移動するには、「0」と入力した後、1 つ目の Web パーツに対して「1」と入力します。

 メモ    領域内の各 Web パーツには、一意の領域のインデックス値が必要です。したがって、現在の Web パーツの領域のインデックス値を変更した場合は、同じ領域に含まれる他の Web パーツの領域のインデックス値も変更される可能性があります。

[詳細設定]

プロパティ説明
[最小化を許可する] Web パーツを最小化できるかどうかを指定します。
[閉じるのを許可する]Web パーツを Web パーツ ページから削除できるかどうかを指定します。
[非表示を許可する]Web パーツを非表示にできるかどうかを指定します。
[領域の変更を許可する]Web パーツを別の領域に移動できるかどうかを指定します。
[接続を許可する]Web パーツが他の Web パーツとの接続に参加できるかどうかを指定します。
[個人用ビューでの編集を許可する]個人用ビューで Web パーツ プロパティを変更できるかどうかを指定します。
[エクスポート モード]この Web パーツでエクスポートできるデータのレベルを指定します。この設定は、構成によっては使用できない場合があります。
[タイトル URL]Web パーツについての追加情報を含むファイルの URL を指定します。Web パーツのタイトルをクリックすると、別のブラウザ ウィンドウが開いて、このファイルが表示されます。
[説明]Web パーツのタイトルまたは Web パーツのアイコンをマウスでポイントしたときに表示するヒントを入力します。このプロパティの値は、サイト、仮想サーバー、および Web パーツ ページの Web パーツ ギャラリーのツール ウィンドウで [Web パーツの検索] メニューの [検索] コマンドを使用して Web パーツを検索するときに使用されます。
[ヘルプ URL]Web パーツについてのヘルプ情報を含むファイルの場所を指定します。Web パーツ メニューの [ヘルプ] をクリックすると、別のブラウザ ウィンドウが開いて、このヘルプ情報が表示されます。
[ヘルプ モード] Web パーツのヘルプ コンテンツをどのようにブラウザに表示するかを指定します。

次のいずれかを選択します。

  • [モーダル] 別のブラウザ ウィンドウを開きます (ブラウザがこの機能に対応している場合)。Web ページに戻るには、このウィンドウを閉じる必要があります。
  • [モードレス] 別のブラウザ ウィンドウを開きます (ブラウザがこの機能に対応している場合)。Web ページに戻る前に、このウィンドウを閉じる必要はありません。これは、既定値です。
  • [移動] 現在のブラウザ ウィンドウで Web ページを開きます。

 メモ    カスタムの Microsoft ASP.NET Web パーツがこのプロパティをサポートしている場合でも、既定の Microsoft Windows SharePoint Services 3.0 のヘルプ トピックは、別のブラウザ ウィンドウにしか表示されません。

[カタログ アイコン イメージの URL]Web パーツの一覧で Web パーツのアイコンとして使用するイメージを保持しているファイルの場所を指定します。イメージ サイズは 16 x 16 ピクセルである必要があります。
[タイトル アイコン イメージの URL]Web パーツのタイトル バーで使用するイメージを保持しているファイルの場所を指定します。イメージ サイズは 16 x 16 ピクセルである必要があります。
[エラー メッセージのインポート]Web パーツのインポート時に問題が発生した場合に表示するメッセージを指定します。
 ページの先頭へ