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XML Web パーツ
XML Web パーツ

XML Web パーツを使用すると、XML (Extensible Markup Language) を表示したり、XML に XSLT (Extensible Stylesheet Language Transformations) を適用してコンテンツを表示したりできます。

重要  HTML FORM 要素が含まれるコンテンツは、XML Web パーツに表示できません。HTML FORM 要素を使用する必要がある場合は、ページ ビューア Web パーツまたはフォーム Web パーツの使用を検討してください。



XML Web パーツの使用方法

XML Web パーツを使って表示できる情報には、次のようなものがあります。

  • データベースのテーブルやクエリに基づく構造化データ
  • XML ベースのドキュメント
  • 構造化データと非構造化データを組み合わせた XML フォーム (週間業務報告書や出張経費明細書など)
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コンテンツを追加する方法

XML Web パーツには、次の 2 とおりの方法でコンテンツを追加できます。

  • XML/XSL エディタ  XML および XSLT のソース コードは、XML エディタや XSLT エディタを使って入力または編集できます。XML および XSL のソース コードを直接編集するためのテキスト エディタなので、使用するには XML 構文および XSLT 構文に関する知識が必要です。
  • XML/XSL リンク  XML や XSLT を編集する代わりに、XML や XSLT のソース コードを含んだテキスト ファイルへのハイパーリンクを入力することもできます。使用できる有効なハイパーリンク プロトコルは次の 2 つです。

    • ハイパーテキスト転送プロトコル (http://)
    • SSL (Secure Sockets Layer) 暗号化方式を使用する、プライバシー保護されたハイパーテキスト転送プロトコル (https://)

    URL には、絶対 URL と相対 URL のどちらでも使用できます。ただし、ファイル パスは使用できません。

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XML の埋め込みコンテンツとリンク コンテンツを組み合わせて使用する

XML の埋め込みコンテンツとリンク コンテンツを組み合わせて使用することにより、通常の情報のほかに、補足的な情報を提供できます。たとえば、通常の情報 (XML のリンク コンテンツ) がなんらかの理由で表示できない場合に表示されるエラー メッセージを、XML の埋め込みコンテンツ中に、補足的な情報として指定できます。XML の埋め込みコンテンツとリンク コンテンツの両方を指定した場合、常にリンク コンテンツが優先的に使用されます。XML のリンク コンテンツにアクセスできない場合は、XML の埋め込みコンテンツが使用されます。

 メモ    この方法で、XSL の埋め込みコンテンツとリンク コンテンツを組み合わせることはできません。

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XML Web パーツのカスタム プロパティ

XML Web パーツのカスタム プロパティには、以下のようなものがあります。

 メモ    個人用ビューでは、これらの Web パーツのカスタム プロパティを表示または変更することはできません。

プロパティ説明
XML エディタXML のソース コードをテキスト エディタで入力する場合に使用します。このエディタを使用するためには、XML 構文の知識が必要です。
XML リンクXML のソース コードを含むテキスト ファイルにハイパーリンクを入力するときに使用します。使用できる有効なハイパーリンク プロトコルは次の 2 つです。
  • ハイパーテキスト転送プロトコル (http://)
  • SSL (Secure Sockets Layer) 暗号化方式を使用する、プライバシー保護されたハイパーテキスト転送プロトコル (https://)

URL には、絶対 URL と相対 URL のどちらでも使用できます。ただし、ファイル パスは使用できません。

XSL エディタXSLT のソース コードをテキスト エディタで入力する場合に使用します。このエディタを使用するためには、XSLT 構文の知識が必要です。
XSL リンクXSLT のソース コードを含むテキスト ファイルにハイパーリンクを入力するときに使用します。使用できる有効なハイパーリンク プロトコルは次の 2 つです。
  • ハイパーテキスト転送プロトコル (http://)
  • SSL (Secure Sockets Layer) 暗号化方式を使用する、プライバシー保護されたハイパーテキスト転送プロトコル (https://)

URL には、絶対 URL と相対 URL のどちらでも使用できます。ただし、ファイル パスは使用できません。

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Web パーツの共通プロパティ

すべての Web パーツは、表示、レイアウト、および詳細な特性を制御するための一連の共通プロパティを共有しています。

 メモ    ツール ウィンドウに表示される共通の Web パーツ プロパティは、以下の理由からこのセクションに記載されているものと異なる可能性があります。

  • ツール ウィンドウの [詳細設定] セクションを表示するには、適切な権限が必要です。
  • Web パーツの開発者が、特定の Web パーツに対して、このような共通プロパティの 1 つ以上を表示しないようにしたり、以下に記載されていない他のプロパティを作成してツール ウィンドウの [詳細設定]、[レイアウト]、または [外観] セクションに表示している可能性があります。
  • 権限やプロパティの設定によって、Web パーツ プロパティが無効または非表示にされている可能性があります。

外観

プロパティ説明
[タイトル]Web パーツのタイトル バーに表示される Web パーツのタイトルを指定します。
[高さ]Web パーツの高さを指定します。
[]Web パーツの幅を指定します。
[枠の状態]ユーザーが Web パーツ ページを開いたときに、ページに Web パーツ全体を表示するかどうかを指定します。既定では枠の状態は [標準] に設定されていて、Web パーツ全体が表示されます。枠の状態が [最小化] に設定されている場合は、タイトル バーのみが表示されます。
[枠の種類]タイトル バーと Web パーツの枠の枠線を表示するかどうかを指定します。

レイアウト

プロパティ説明
[非表示]ユーザーが Web パーツ ページを開いたときに Web パーツを表示するかどうかを指定します。このチェック ボックスがオンになっている場合、Web パーツはページのデザイン時にしか表示されず、タイトルには "(非表示)" というサフィックスが追加されます。

Web パーツ接続を利用して別の Web パーツにデータを提供する目的で Web パーツを使用し、この Web パーツ自体は表示したくない場合は、これを非表示にすることができます。

[方向]Web パーツのコンテンツのテキストの方向を指定します。たとえば、アラビア語は右から左に書き進む言語ですが、英語をはじめとする欧米言語のほとんどは、左から右に書き進む言語です。この設定は、一部の種類の Web パーツでは使用できない場合があります。
[領域]Web パーツを配置する Web パーツ ページの領域を指定します。

 メモ    Web パーツ ページの領域は、領域を編集する権限がない場合、リスト ボックスに表示されません。

[領域のインデックス]1 つの領域内に複数の Web パーツが含まれている場合に、その領域内での Web パーツの位置を指定します。

順序を指定するには、テキスト ボックスに正の整数を入力します。

領域内で Web パーツが上から下に順に並べられる場合、値 1 は Web パーツが領域の最上部に表示されることを意味します。領域内で Web パーツが左から右に順に並べられる場合、値 1 は Web パーツが領域の左端に表示されることを意味します。

たとえば、Web パーツを並び順が上から下である空の領域に追加すると、その Web パーツの領域のインデックスは 0 に設定されます。2 つ目の Web パーツを領域の最下部に追加すると、その Web パーツの領域のインデックスは 1 に設定されます。2 つ目の Web パーツを領域の最上部に移動するには、「0」と入力した後、1 つ目の Web パーツに対して「1」と入力します。

 メモ    領域内の各 Web パーツには、一意の領域のインデックス値が必要です。したがって、現在の Web パーツの領域のインデックス値を変更した場合は、同じ領域に含まれる他の Web パーツの領域のインデックス値も変更される可能性があります。

[詳細設定]

プロパティ説明
[最小化を許可する] Web パーツを最小化できるかどうかを指定します。
[閉じるのを許可する]Web パーツを Web パーツ ページから削除できるかどうかを指定します。
[非表示を許可する]Web パーツを非表示にできるかどうかを指定します。
[領域の変更を許可する]Web パーツを別の領域に移動できるかどうかを指定します。
[接続を許可する]Web パーツが他の Web パーツとの接続に参加できるかどうかを指定します。
[個人用ビューでの編集を許可する]個人用ビューで Web パーツ プロパティを変更できるかどうかを指定します。
[エクスポート モード]この Web パーツでエクスポートできるデータのレベルを指定します。この設定は、構成によっては使用できない場合があります。
[タイトル URL]Web パーツについての追加情報を含むファイルの URL を指定します。Web パーツのタイトルをクリックすると、別のブラウザ ウィンドウが開いて、このファイルが表示されます。
[説明]Web パーツのタイトルまたは Web パーツのアイコンをマウスでポイントしたときに表示するヒントを入力します。このプロパティの値は、サイト、仮想サーバー、および Web パーツ ページの Web パーツ ギャラリーのツール ウィンドウで [Web パーツの検索] メニューの [検索] コマンドを使用して Web パーツを検索するときに使用されます。
[ヘルプ URL]Web パーツについてのヘルプ情報を含むファイルの場所を指定します。Web パーツ メニューの [ヘルプ] をクリックすると、別のブラウザ ウィンドウが開いて、このヘルプ情報が表示されます。
[ヘルプ モード] Web パーツのヘルプ コンテンツをどのようにブラウザに表示するかを指定します。

次のいずれかを選択します。

  • [モーダル] 別のブラウザ ウィンドウを開きます (ブラウザがこの機能に対応している場合)。Web ページに戻るには、このウィンドウを閉じる必要があります。
  • [モードレス] 別のブラウザ ウィンドウを開きます (ブラウザがこの機能に対応している場合)。Web ページに戻る前に、このウィンドウを閉じる必要はありません。これは、既定値です。
  • [移動] 現在のブラウザ ウィンドウで Web ページを開きます。

 メモ    カスタムの Microsoft ASP.NET Web パーツがこのプロパティをサポートしている場合でも、既定の Microsoft Windows SharePoint Services 3.0 のヘルプ トピックは、別のブラウザ ウィンドウにしか表示されません。

[カタログ アイコン イメージの URL]Web パーツの一覧で Web パーツのアイコンとして使用するイメージを保持しているファイルの場所を指定します。イメージ サイズは 16 x 16 ピクセルである必要があります。
[タイトル アイコン イメージの URL]Web パーツのタイトル バーで使用するイメージを保持しているファイルの場所を指定します。イメージ サイズは 16 x 16 ピクセルである必要があります。
[エラー メッセージのインポート]Web パーツのインポート時に問題が発生した場合に表示するメッセージを指定します。
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